topへ戻る

外務省海外安全情報

HOME > 外務省海外安全情報 > レプトスピラ症に関する注意喚起

2024.05.06|外務省情報|モーリシャス|

レプトスピラ症に関する注意喚起

●モーリシャス保健省は、年始より感染者が増加しているレプトスピラ症への警戒を呼びかけています。
●ネズミ等のげっ歯類が保菌動物であり、これらの保菌動物の尿で汚染された水との接触を避けることを含む衛生関連の感染予防対策措置を講じてください。


1 5月4日、モーリシャス保健・健康省はコミュニケにて、年始よりレプトスピラ症の感染事例が20件(内5件は4月)確認されたことに伴う注意喚起を発出しました。

2 レプトスピラ症は細菌感染症で、ネズミ等のげっ歯類が主な保菌動物で、病原性レプトスピラは尿中に排出されます。ヒトは、保菌動物の尿で汚染された水や土壌から、目・鼻・口・傷ついた皮膚等を通じて、感染すると指摘されています。

3 レプトスピラ症の症状は、悪寒を伴う高熱、頭痛、筋痛及び関節痛等であり、また肝臓、腎臓、肺疾患にも及ぶ可能性があります。

4 レプトスピラ症は、豪雨、積水、洪水を伴うサイクロン等の気象現象後に症例が増加すると見られています。

5 当地保健省は、以下の予防措置を呼びかけています。
(1)汚染のリスクを減らすために清潔な環境の維持
(2)衛生に関する規則の遵守
(3)感染リスクのある場所(水溜まり等)での手袋、ゴーグル、長靴等の使用
(4)缶等の保存容器の消毒
(5)果実・野菜等の適切な消毒
(6)食料品の汚染源からの保護

6 感染が疑われる場合には、早急に最寄りの医療機関を受診、または、モーリシャス保健・健康省24時間ホットライン電話番号「8924」へ電話してください。

《レプトスピラ症関連情報》
厚生労働省検疫所FORTH - レプトスピラ症(ワイル病)(Leptospirosis)とは
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name77.html

国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/531-leptospirosis.html

在モーリシャス日本国大使館
Embassy of Japan in Mauritius
Level6, Tower C, 1 Exchange Square
Ebene 72201
E-mail : japanembassy@mx.mofa.go.jp
Tel : +230-460-2200
FAX : +230-468-6612
https://www.mu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

一覧へ戻る

出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。