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2024.07.06|外務省情報|メキシコ|

ハリケーン「ベリル(Beryl)」に関する注意喚起(第3報)

●ハリケーン「ベリル(Beryl)」が7月5日から6日未明にかけてユカタン半島を通過すると予想されています。
●キンタナ・ロー州、ユカタン州およびカンペチェ州等のユカタン半島周辺に滞在されている邦人の皆様におかれましては、十分な注意をお願いいたします。(下記2)


1 米国立ハリケーンセンター(NHC)及び各気象情報によれば、ハリケーン「ベリル(Beryl)」は7月5日現在ユカタン半島を通過中であり最大風速約50メートルの強い勢力を保ったまま西北西に進んでいます。7月6日未明にはユカタン半島を抜けると予想されており、7月7日未明から9日にかけてメキシコ北東部に上陸する見込みです。ユカタン半島では5日も引き続き大雨、暴風、高潮、高波及び大雨に伴う鉄砲水、土砂崩れ等が発生するおそれがあると予想されており、7日からはタマウリパス州、ヌエボ・レオン州等のメキシコ北東部においても警戒が必要であると述べています。

2 キンタナ・ロー州、ユカタン州、カンペチェ州等のユカタン半島周辺に滞在されている邦人の皆様およびタマウリパス州、ヌエボ・レオン州等のメキシコ北東部に滞在されている邦人の皆さまにおかれましては、最新の気象情報の収集に努め、非常時の備えを確認し、安全を確保するようにしてください。また、やむを得ず移動・外出の必要がある場合でも天気や交通状況等を十分確認し、その是非を慎重に検討してください。

【上陸・接近前の備え】
(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)停電に備え、懐中電灯、ライター、ろうそく、携帯ラジオ、予備の電池等を準備するとともに、飲料水・食料、ガソリン等の必要物資を確保・備蓄する。
(3)避難することも想定し、パスポート、現金、雨具、携行用の水、食料等を準備し、いつでも持ち出せるようにしておく。
(4)強風で飛ばされそうなものは、屋内に移す又は固定する。
(5)避難場所や避難コースを確認しておく。
(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し、あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。

【上陸・接近以降の対応】
(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)外出は控え、現地当局から避難勧告や指示がある際には指示に従う。
(3)雨による地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害に十分注意する。
(4)被災地では、インフラの破壊(電気や水など)、物資供給不足、交通機関の乱れ、電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため、被災地を訪れる場合には、事前に情報収集を行い、訪問の可否を慎重に検討する。

(参考)
米国立ハリケーン・センター:(http://www.nhc.noaa.gov/

*ご不明の点等がございましたら、下記大使館までお問い合わせください。 ********************************************************************************
【メール発信元】
在メキシコ日本国大使館
住所:Paseo de la Reforma No. 243, Torre Mapfre Piso 9, Col. Cuauhtemoc, C.P. 06500 Mexico, Ciudad de Mexico.
Tel:(+52) (55) 5211-0028 (代表番号が不通の場合: (+52) (55) 7100-3164)
Fax:(+52)55-5207-7030
HP:https://www.mx.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。