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2024.08.02|外務省情報|モザンビーク|

マニカ州にてビルハルツ住血吸虫症の集団感染

在留邦人及び旅行者の皆様へ

マニカ州ススンデンガ地区当局によると、児童13名がビルハルツ住血吸虫症に集団感染しました。

(ビルハルツ住血吸虫症とは)
アフリカに広く分布している寄生虫の一種。中間宿主である淡水巻き貝から出た幼虫(セルカリア)が生息している河、湖、沼などにヒトが入り、皮膚から感染する病気です。2~12週間の潜伏期の後に、皮膚症状、発熱、頭痛、筋肉痛などが現れます。やがて、幼虫は成虫へと成長し、血管内で産卵することで、血尿、頻尿、排尿時痛、下痢、腹痛、血便、腎障害、肝硬変、腹水など全身の症状へと進みます。


(日頃の予防対策など)
1 危険地域の淡水には入らないこと。ちなみに、海水や塩素消毒されたプールに住血吸虫類は生息しません。
2 淡水に入ることが避けられない場合には、ゴム長靴、ゴム手袋などを着用すると効果的です。
3 効果が確認されたワクチンや予防薬はありません。
4 ヒトからヒトへの感染はありません。

(治療)
 疑わしい症状があれば、すみやかに病院等を受診し、診断と駆虫剤の内服治療を受けて下さい。

これらの地区にお住まいの方及び訪問のご予定のある方は、ご注意のほど、よろしくお願いします。

(参照資料)
1) 国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/413-schistosoma.html

2) 厚生労働省検疫所FORTHホームページ
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name73.html

【問い合わせ先】
在モザンビーク日本国大使館 領事・警備班
TEL:+258-21-499-819
FAX:+258-21-498-957
メール:embjpmoz@mp.mofa.go.jp
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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