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2024.09.16|外務省情報|モザンビーク|

カーボデルガード州にて麻疹(はしか)の流行

在留邦人及び旅行者の皆様へ

カーボデルガード州保健当局によると、アンクアベ及びシウレ、ナムノ、モンテプエスの4郡で、累計340例の麻疹(はしか)患者が発症し、68例が入院しました。

(麻疹とは)
 麻疹ウイルスは極めて感染力が強く、空気感染や飛沫感染などで罹患します。10~12日の潜伏期の後に、発熱、咳、鼻水が数日間持続し、口内に小さな(約1mm)白い発疹ができます。熱は一度下がりますが、半日程で再び上昇した後に、体中に赤い発疹ができます。7~10日で自然回復することが多いですが、他の感染症の併発や、麻疹脳炎などの重篤な合併症を起こし、死亡することもあります。
 近年は、アフリカやアジア地域で流行しており、日本に持ち込まれる例も増えています。

(予防対策など)
1 予防接種(MRワクチン):生涯で2回の接種が必要です。日本では平成18年(2006年)度以降、生後12-24ヶ月の間と、5才以上7才未満の2回の定期接種となっていますが、それ以前の生まれの方は、特に接種もれの可能性が高いので、母子手帳等をご確認の上、追加接種もご検討ください。
2 空気感染するため、手洗いやマスクだけでは防ぎきれません。感染者や疑いのある者とは接触を控え、空間を共にしないよう務めて下さい。

(治療)
 麻疹ウイルスに対する治療法はありませんが、細菌感染を合併した場合には抗生剤が投与されます。疑がわれる場合には、必ず医療機関を受診してください。

これらの地区にお住まいの方及び訪問のご予定のある方は、ご注意のほど、よろしくお願いします。

(参照資料)
1) 国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ma/measles.html

2) 厚生労働省検疫所FORTH
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name62.html

3) 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html


【問い合わせ先】
在モザンビーク日本国大使館 領事・警備班
TEL:+258-21-499-819
FAX:+258-21-498-957
メール:embjpmoz@mp.mofa.go.jp
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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