外務省海外安全情報
安全情報【8月分】
【安全情報8月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、7月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。
●サンホセ県
「27歳男性、射殺される」(殺人事件)
8月1日午前4時、サンホセ市セントロで、道を歩いていた3人が複数の男性グループに銃で撃たれた。27歳男性が死亡、37歳女性と42歳男性は怪我を負った。
「32歳男性、刺殺される」(殺人事件)
8月5日午後11時53分、サンホセ市バリオメヒコで、32歳路上生活者の男性が他の路上生活者と喧嘩になり、刃物で刺され殺された。被害者はニカラグア人男性。
「質屋で強盗未遂事件」(発砲事件)
8月7日午後2時16分、ティバス市の質屋で強盗未遂事件が起きた。2人組の犯人はバイクで質屋にやって来て、店内にいた2人を脅した。犯人の1人が銃を発砲しようとしたが、故障していたため、店員が犯人に向かって発砲した。犯人はバイクで逃走しようとしたが、すぐ車と衝突し、間もなく逮捕された。犯人の1人は怪我を負い、質屋の近くに停めてあった車にも銃弾が数発当たったという。
「自宅の中庭でマリファナ栽培」(麻薬関連事件)
8月9日午前5時、ゴイコエチェア市プラルで、DV事件の通報を受け警察が駆け付けた。自宅から出てきた男性からマリファナの臭いがしたため、家の中を捜索したところ、中庭からマリファナ120本が栽培されているのが発見された。
「麻薬機構の倉庫から押収品を盗難される」(盗難事件)
8月18日午後8時、サンホセ市ラウルカのコスタリカ麻薬機構の倉庫に2人組の泥棒が押し入り、高級車2台、バイク2台などが盗まれた。同倉庫には、麻薬組織や組織犯罪グループから押収した車、バイク、ボート、家電製品などが収納されているが、警備員は1名だけだったという。
「34歳男性、射殺される」(殺人事件)
8月21日朝、サンホセ市バリオメヒコのスポーツジム内で、34歳男性が銃で撃たれ殺された。2人組の犯人はバイクでやってきて、内1人がバイクから降車してジムに向かって発砲したという。
「55歳男性、刺殺される」(殺人事件)
8月23日、プリスカル市で、55歳男性が自宅内で遺体で発見された。18日から姿を見かけないため、心配した家族が発見した。被害者は刃物で何カ所も刺されていたという。
「43歳男性、遺体で発見」(殺人事件)
8月23日から行方不明となっていた43歳男性が、26日ペレスセレドン市の川沿いで遺体で発見された。被害者は白タク運転手で23日に乗客を乗せてブエノスアイレス地区に向かったが、それから行方不明となっていた。被害者の車はまだ見つかっていない。
●リモン県
「30歳男性、刺殺される」(殺人事件)
8月4日午前4時、ポコシ市で、30歳男性が近所に住んでいる妹夫婦が激しい口論になっているのを聞いて仲裁に入ったところ、義弟に刃物で刺され、間もなく死亡した。
「36歳男性、射殺される」(殺人事件)
8月16日午後4時、リモン市で、36歳男性が車で自宅に戻ったところを、別の車に乗った複数の男性に銃で撃たれ殺された。被害者はリモンで殺しを担う組織のリーダーの弁護人を務めていたという。このリーダーは指名手配されていたが、今年の6月に逮捕されたばかり。
「33歳男性、射殺される」(殺人事件)
8月17日午後11時38分、マティナ市の路上で、33歳男性が銃で撃たれ殺された。被害者は複数の友人といたが、近くのバナナ農園から出てきた2人組の犯人グループが33歳男性のみを狙って発砲し、逃走したという。被害者は、車内盗難の罪で刑期を受けた過去があるという。
「62歳男性、毒殺される」(殺人事件)
8月19日正午、グアシモ市で62歳男性が死亡したが、同棲相手の56歳女性が友人に男性を毒殺したと告白したため指名手配された。容疑者は以前にも同棲相手の男性を毒殺し、懲役20年の刑期を受けた過去があるという。
「麻薬搬送中のコロンビア人逮捕」(麻薬関連事件)
8月23日、カリブ海のコスタリカ海域に入る不審なボートを見つけたアメリカの飛行機から連絡を受け、沿岸警備隊がリモン市から92キロ沖の場所でボートを発見し、乗組員5名(全員コロンビア人)を逮捕した。船内からは約590キロのコカインが発見された。
●プンタレナス県
「国立病院前で発砲事件」(発砲事件)
8月11日夜、プンタレナス市の国立病院前で発砲事件が起き、病院の一部に銃弾が当たった。怪我人は出ていない。病院や患者が狙われたのではなく、近くのバーにいた麻薬組織の一員が狙われ、逃走する際に銃の撃ち合いになり、その弾が病院に当たったものと見られている。
「不審なボートから麻薬発見」(殺人事件)
8月10日、オサ市のシエルペ川の河口で、隠すように置かれていたボートから合計約2.7トンの麻薬が発見された。不審なボートを見たという通報により判明した。船内からはマリファナ2,451キロとコカイン246キロが押収された。
「不審なボートからマリファナ発見」(麻薬関連事件)
8月27日、アメリカ政府によるパトロールから、オサ市プンタブリカから260キロ沖で不審なボートがあると通報を受け、沿岸警備隊はそのボートを発見し、乗船員3名(コロンビア人、ニカラグア人、コスタリカ人)が逮捕された。逮捕されたコスタリカ人には、銃の不法所持、強盗、恐喝、麻薬所持などの前科があった。船内から736キロのマリファナが発見された。
●アラフエラ県
「27歳囚人、刺殺される」(殺人事件)
8月9日午後5時43分、アラフエラ市のラレフォルマ刑務所内で喧嘩が起き、27歳囚人が刃物で刺され間もなく死亡した。
「トレーラー強盗、容疑者3名逮捕」(強盗事件)
8月24日朝、アラフエラ市で500台以上の液晶テレビを運んでいたトレーラーが強盗に遭い、運転手は手足を縛られて車内に置き去りにされた。警察は間もなく盗まれた荷台を発見し、容疑者3名を逮捕した。3名の他に容疑者はさらに5名いるという。
「25歳男性、射殺される」(殺人事件)
8月25日午後9時半、アラフエラ市セントロの店舗で、25歳男性が万引きしようとしたため、店主と言い争いになった。男性が店主を刃物で刺そうとしたため、店主は持っていた銃で撃ったところ、間もなく死亡した。
「34歳女性、射殺される」(殺人事件)
8月27日午後12時45分、サンカルロス市の住宅で、34歳女性が夫に銃で撃たれ殺された。犯人はDVの容疑で被害者に接触禁止になっていたが、事件当日勝手に家の中に入り、発砲したという。被害者の従兄弟と知人が被害者宅で冷蔵庫を修理していたため、犯人を取り押さえた。
●カルタゴ県
「25歳男性、遺体で発見」(殺人事件)
8月22日午前3時、ラウニオン市リオアスルの住宅に武装した5人組の男性グループが押し入り、住宅内にいた32歳男性と23歳女性(ニカラグア人)が銃で撃たれ殺された。その後、同地区の犯罪グループとの銃撃戦となり、右の住宅から200メートル離れた場所で25歳男性の遺体が発見された。この男性は住宅内にいた男女を殺した犯人の1人と見られている。
●グアナカステ県
「30歳男性19歳女性、射殺される」(殺人事件)
8月20日未明、ニコヤ市ノサラで、30歳男性と19歳女性が就寝中に、自宅に侵入した男性2人に銃で撃たれ殺された。麻薬密売の縄張り争いに関連する殺人事件とみられている。被害者女性は、麻薬密売メンバーと交際していたという。
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140
E-mail:japon-consulado@sj.mofa.go.jp
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
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