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2024.10.24|外務省情報|モンゴル|

乗馬ツアーに参加した邦人が落馬して重傷を負う事案が発生

 今般、邦人の短期旅行者が、モンゴルで乗馬ツアーに参加した際に、落馬して背骨を骨折するなどの重傷を負う事案が発生しました。
 同邦人は、ヘルメットを被って乗馬中、馬が下り坂で走り始めたことでバランスを崩し落馬して背中を強打しました。モンゴルの医療機関を受診したところ、医師から直ちに手術が必要な状態と診断され、日本に緊急帰国しました。
 モンゴルで乗馬ツアーを利用する際の留意点等について、お知らせします。

【乗馬に際しての留意点】
1 乗馬のリスクを認識して、事前準備とヘルメット等の装着を怠らない
 ○ 乗馬において、最もケガの可能性が高い場面は落馬であり、落馬時の衝撃や石などに身体をぶつけることで大きなケガをするほか、馬に踏まれたり蹴られたりすることがあります。
 ○ 乗馬中は、常に落馬のリスクがあるため、ヘルメットのほか、胴体部を保護するプロテクター等を着用して安全を確保してください。特に、乗馬ツアーに参加する場合には、事前にヘルメット等の有無を確認するとともに必要に応じてご自身で準備することも検討ください。
 ○ モンゴルでは数多くの乗馬ツアーが開催されているため、初心者の方の場合、日本語や英語が話せるインストラクターや外国人利用者の有無を事前に確認してください。実績があり、信頼できる乗馬ツアーを利用することをお勧めします。
 ○ 初心者の方は、乗馬に少しでも不安があれば、インストラクターに相談してください。特に引き馬ではない単独での乗馬については、落馬のリスクが高まるため、体調や乗馬技術等を基に慎重に判断し、無理はしないようにしてください。

2 海外旅行傷害保険に加入して、万が一の場合に備える
 ○ 乗馬ツアーでは、免責同意書を作成することが多く、落馬等による事故で負傷した場合、治療から帰国までの事後対応を全て自己責任で行う必要があります。
 ○ また、医療水準や入手できる医薬品等は日本とは大きく異なります。重傷を負った場合、航空機で国外へ搬送することとなり、高額の医療費・移送費を負担する必要がありますので、十分な補償額(目安は治療・救援費用が3,000万円以上)の海外旅行傷害保険に加入することを強くお勧めします。
 ○ クレジットカードに付帯する保険を利用する場合、保険の適用条件や補償額が十分であるか事前によくご確認ください。


【問い合わせ先】
在モンゴル日本国大使館 領事・警備班
電話:(976)11-320777 開館時間:9:00~13:00、14:00~17:45
休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004-5004

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。