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2025.01.08|外務省情報|キューバ|

邦人旅行者を狙った窃盗事件の連続発生について

年末年始にかけて、邦人旅行者が被害にあう窃盗事件が連続発生しました。

 1件目は、2024年12月31日深夜、邦人女性旅行者が、カサパル(民宿)の2階に宿泊し、カサパルマネージャーからの戸締まり方法の伝達不足により、テラス扉の施錠が不十分な状態で就寝していたところ、何者かに隣家の2階部分からテラスに飛び移られ、無施錠のテラス扉から室内に侵入され、財布(現金・クレジットカード等在中)、旅券等を窃取された侵入窃盗(忍び込み)事件でした。

 2件目は、2025年1月2日午後2時頃、邦人男性旅行者が、ハバナ市内を観光中に市場で買い物をしていたところ、何者かに後ろ掛けしていたリュックサックの4カ所のポケット全てのジッパーを開けられ、その内、1番外側と内側のポケットに入れていた二つ折り財布(現金在中)・長財布(現金・クレジットカード・旅券等在中)を窃取されたすり事件でした。


今後、キューバへの渡航をお考えの皆様は、以下の点にご注意ください。

○ 民宿(カサパル)への宿泊はなるべく避け、ドア、窓、テラス等の施錠を確実に行う。
  裏路地等に所在し、夜間、羽交い締め強盗等の被害にあう他、隣の建物と隣接している(30センチ程の間隔しかない)ため、隣家からの侵入が可能であり、侵入窃盗が目的だとしても強盗・強姦・殺人事件に発展する恐れがある。

○ リュックサックを使用する場合、前掛けする。
  空港到着後のバス車内・市場・観光名所・写真撮影中等に常に狙われている。

○ レストランの机の上下、椅子の背もたれ等に貴重品を入れたバッグ・財布・携帯電話等を放置しない。
  アジア人は、裕福だと思われており常に狙われている。

○ 財布やポーチを数個準備し、外出時に必要以上の現金やクレジットカードを持ち歩かず、分散して管理しておく。

○ 旅券及び渡航書発給用の写真2枚と旅券のコピー又は画像を準備しておく。
  キューバは日本のように発展しておらず、写真屋の営業も不定期なため、旅券及び渡航書発給用の写真撮影が困難なため。

○ 緊急連絡用のメールアドレスを親族・友人・知人と共有しておく。
  携帯電話を盗まれても連絡がとれるよう、メモ紙等に親族等の連絡先やGmail等のアカウントのID及びパスワードを記載しておく。

在キューバ日本国大使館
 電話番号:7204-3355(代表)・7204-2376(領事部)(平日)
ホームページ:https://www.cu.emb-japan.go.jp
 メール:consulado@hv.mofa.go.jp

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。