外務省海外安全情報
注意喚起:中国国内におけるエムポックス(クレード1b)輸入症例の確認
中国国内で、エムポックス(クレード1b)の輸入症例が確認されました。
1.中国当局(中国疾病コントロールセンター(中国CDC))は、中国国内において、エムポックス(クレード1b)の1件の輸入症例及び4件の関連症例を確認したと2025年1月9日、公表しました。概要は以下の通りです。
「我が国でエムポックスIbの集団感染が発見された。
最近、我が国でエムポックスIbの集団感染が発見され、感染源は1人の外国人で、コンゴ民主共和国への滞在歴がある。疾病が発見された後、国と浙江、広東、北京、天津等の省(市)は迅速に合同予防・合同制御メカニズムを発動し、感染源と感染の流れの遡及、リスク排除、症例の診療等の業務を行い、濃厚接触者の中に立て続けに4例の関連症例を発見した。いずれも濃厚接触後の感染であった。関連症例は、発疹、疱疹等の症状が主であり、症状は比較的に軽症である。現在、一般接触者に感染者は確認されておらず、関連感染者とリスク者は医学的治療と健康観察を受けており、感染症はすでに有効に処置されている。」
(公表情報)
https://www.chinacdc.cn/jkkp/crb/ycr/202501/t20250109_303769.html
2.中国当局は、感染源や移動経路の遡及、リスク排除等の措置を講じ、有効に処置しているとのことですが、在留邦人の皆様におかれましては、引き続き感染状況等にご留意いただき、万一関連が疑われる症状が見られる場合には、医療機関を受診ください。
(関連情報)
・中国海関総署
http://gdfs.customs.gov.cn/customs/302249/302266/302267/6048489/index.html
・中国疾病コントロールセンター(中国CDC)
https://www.chinacdc.cn/jkkp/crb/ycr/202501/t20250109_303769.html
エムポックスの予防法としては、症状のある者の飛沫・体液等やエムポックスウイルスを有する可能性のある動物との接触を避け、石けんやアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行うことが推奨されています。エムポックスについての詳細・予防法は以下のwebサイトをご覧ください。
(1)外務省(感染症広域情報)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C033.html
(2)厚生労働省(エムポックスについて)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
(3)厚生労働省検疫所(FORTH)(エムポックス)
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/newpage_00033.html
(3)国立感染症研究所(エムポックスとは)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/12052-mpox-intro.html
(問い合わせ先)
○在広州日本国総領事館○
(市外局番020)-8334-3009(代表)
(市外局番020)-8501-5005(代表)
緊急時には閉館時間帯でも対応いたします。
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/
領事・査証業務窓口取扱時間
パスポート・証明・戸籍手続等:8:45-12:00 13:45-17:00(休館日除く)
訪日ビザ:8:45-12:00 13:45-15:00(休館日除く)
※在留届を提出し、当館の管轄外に住所を移した方は、ryoji@ko.mofa.go.jp まで、氏名、パスポート番号、おおよその異動日をご記入の上、ご連絡をお願いします。
※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は、ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、または、たびレジ(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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