緊急対応事例
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弊社で取り扱った重大事案の対応事例をご紹介します。
いずれも手配だけでなく、第一報受付から終息まで24時間体制で日本人目線で進捗確認し、企業の危機管理ご担当者様に逐次報告、付随したサービスの追加手配などを行い、寄り添って支援します。
国外退避:チャーター機と空港までの移動警護手配

国外退避:チャーター機と空港までの移動警護手配
暴動の激化により定期便の利用が困難となったことから、お客様企業から国外退避のチャーター機と空港までの移動の警護人の手配要請があったため、弊社はすぐに国外退避のパートナーに連絡しました。
パートナー会社では既に当地から翌日離陸するチャーター機を手配済みとのことだったため、弊社のために3席(退避予定者2名+予備1名)空けておく約束を取り付け、空港までの移動の警護人の手配も確保。
お客様企業に結果を報告し、費用見積を提示、了解を得たため、チャーター機搭乗に必要な情報を取得してパートナー会社に連絡。お客様は警護人付きで空港に移動し、無事に国外退避が行われました。
国外退避:生活物資提供、チャーター機準備、エスコート手配

国外退避:生活物資提供、チャーター機準備、エスコート手配
軍事政権がクーデターを起こし、軍政に反発する市民との衝突が発生しました。局地的な衝突が市内全域に広がり、公共交通機関、商店、病院などの生活インフラが麻痺し、死傷者が発生する中、パートナーの海外危機管理会社や現地エージェントの治安情報、退避ルート・手段の検証結果、商用便運航情報を連日提供しました。
退避前、お客様に弊社現地エージェントが飲料水や非常食をお届けし、また、弊社ではチャーター機派遣の準備も行いました。弊社お客様は商用便で退避されましたが、空港までの移動に不安のあるお客様へは身辺警護人付きの専用車両を派遣し、皆さん無事に退避を完了することができました。
脅迫事件対応

脅迫事件対応
現地法人が現地の関係者から脅迫を受ける事案が発生しました。
弊社は英国人専門コンサルタントと弊社の邦人コンサルタントを現地に派遣し、現地法人の対応体制を整え、脅迫対象者の安全確保策を講じるとともに、コミュニケーション戦略、財務戦略などを立案し脅迫者への対応を進めました。
現地法人と脅迫者側は何回かの交渉を持ちましたが、弊社専門コンサルタントは、交渉内容、交渉場所、交渉への脅迫者側参加者などをコントロールし、約1カ月の交渉期間を経て解決に至ることができました。
空港での拘束対応

空港での拘束対応
日本からの出張者が持ち込み禁止品を持ち込み、帰国するときに空港で拘束されたと、お客様企業本社から緊急連絡があったため、弊社はすぐに現地のコーディネーターを空港に派遣し解放交渉しました。
持ち込み禁止品の持ち込みであるため、知らなかったとは言え、なかなか解放されなかったことから、現地コーディネーターが知り合いの弁護士を空港に派遣し交渉を継続。3日間かかりましたが、裁判開始の直前に解放してもらうことに成功しました。
コロナ禍の医療搬送

コロナ禍の医療搬送
現地病院に入院した駐在員が、主治医や弊社顧問医から日本で治療を受けることを推奨されましたが、コロナ禍のもとで国際間移動が制限されていたため、第三国からチャーター機を派遣し、日本の病院まで搬送することになりました。
搬送に際しては、中国内の移動中は中国人医師が付き添い、チャーター機搭乗中は第三国の医療チームが、日本到着後は日本人医師が付き添って、無事に国内の病院に入院頂き、日本で治療を継続することができました。
ご遺体搬送

ご遺体搬送
欧州で亡くなられた邦人駐在員のご遺体でのご帰国を支援しました。
弊社では、現地入りしたご家族や関係者の方と、在外公館、現地当局、葬儀会社などとの打ち合わせに付き添い、移動、通訳から食事までを準備するコーディネーターを配置しました。
現地で葬儀を執り行い、現地から日本の空港、そして日本での葬儀会場までご遺体をお送りし、ご家族や関係者の方の欧州への緊急渡航中から最後のお別れまで支援させて頂きました。
長期入院の現地コーディネーター支援

長期入院の現地コーディネーター支援
アフリカの医療環境の良くない国への長期出張者が重篤な疾病により現地病院へ入院されました。
企業拠点のない国での入院であったため、すぐにコーディネーターを配置して、日々の患者様の生活支援、主治医への見解確認、本社危機管理チームとの連携、さらに退院後はホテルで加療する患者様の支援を実施しました。弊社現地提携医が主治医から医療情報を入手し、最終的に航空機での帰国が可能な状態であることを確認し、無事に日本へ帰国されました。全ての交信は「現地の患者・医療職~弊社コーディネーター~弊社~企業本社・本邦関係者」のルートをとり、患者様の症状を逐一確認しながら、安全を第一に現地での入院加療生活や帰国時期判断を支援させて頂きました。
コロナ感染者の受入ホテル探しと滞在支援

コロナ感染者の受入ホテル探しと滞在支援
欧州への出張者が帰国直前に新型コロナに感染していることが判明し、帰国便へ搭乗できない、滞在中ホテルの延泊も断られる、さらに比較的軽症のため入院もできない状態になってしまいました。この状況下、弊社は現地へコーディネーターを派遣し、受け入れてくれるホテルの候補を周辺の都市まで拡大して探し、粘り強く折衝して確保。患者様が新型コロナ検査陰性となり、帰国便に搭乗できるまでの間、滞在中のホテルへの食糧・生活必需品や検査キットをお届けするなど、患者様の生活を支援させて頂きました。