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2024.09.13|外務省情報|ブラジル|

(注意喚起)当地におけるデング熱等の流行について

 ブラジル保健省HPによれば、2024年9月時点でブラジリア連邦直轄区(DF)においてデング熱の患者数は人口10万人あたり9,779人とブラジル国内で最も高い発生率であり、また死亡例も440例と、昨年の14例に比べ約30倍増となっております。
 これから雨期に入り蚊の発生が増加することで、デング熱をはじめとした蚊が媒介する感染症が流行する可能性が高まりますので、個人で出来る予防を行うよう心がけてください。
 ブラジル保健省HP:https://www.gov.br/saude/pt-br/assuntos/saude-de-a-a-z/a/aedes-aegypti/monitoramento-das-arboviroses


【デング熱の症状及び予防法】
1:デング熱の潜伏期は3~7日で、症状としては発熱(5~7日間続く)、頭痛、関節痛、皮疹が多く見られ、筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状も見られることもあります。デング熱は発症から7日目前後に重症化することがあるのでデング熱と診断された後も慎重に経過を見ていく必要があります。
2:デング熱には未だ特効薬がなく、一般にそれぞれの症状を和らげる治療が行われます。ほとんどの方は自然治癒する予後良好な疾患ですが、重症デングに進展した場合に適切な治療を受けないと死亡する可能性もあります。発熱後の経過が芳しくない場合は、医療機関受診をためらわないことが重要です。なお、過去にデング熱に感染したことがある方が、再度デング熱に感染すると重症化するリスクが高くなることが知られています。
3:デング熱には特効薬がないことから予防が非常に重要です。蚊に刺されることで感染しますので、夕方以降は長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫除けスプレー等)を使用する、網戸を使用するなど注意してください。自宅周辺に水が溜まりそうな箇所(バケツ、古タイヤなど)があれば、それら排除し蚊の繁殖を防ぐ対策も心がけてください。
4:当地において予防接種が可能な施設がございます(9月12日現在、ブラジル政府は接種対象者を10~14歳に限定しています。随時変更の可能性もあり)。詳細は近隣のワクチン接種会場へお問い合わせください。
 ワクチン接種会場について:https://www.saude.df.gov.br/vacina%C3%A7%C3%A3o-contra-a-dengue#:~:text=A%20campanha%20de%20vacina%C3%A7%C3%A3o%20contra,de%2090%20dias%20entre%20elas.

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。
  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite
※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。
<帰国>
 紙で在留届を提出された方は、当館にメールで帰国届を提出して下さい。
 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。
  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
<転居>
 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

【問い合わせ先】
在ブラジル日本国大使館
電話:(55-61)3442-4200
https://www.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
https://www.facebook.com/EmbaixadaDoJapao/
https://www.instagram.com/embaixadajapao/

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。