外務省海外安全情報
アヤクチョ州・ワンカベリカ州・クスコ州・フニン州の一部地域に対する非常事態宣言の延長
●ペルー政府は、テロ・麻薬対策のため、アヤクチョ州、ワンカベリカ州、クスコ州、フニン州の一部地域に対する非常事態宣言の延長を官報に告示しました。
●同地域では、センデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動をしており、テロ事件等も発生しています。同地域には立ち入らないようにしてください。
1 ペルー政府は、4月1日から60日間、テロ・麻薬対策のため、アヤクチョ州、ワンカベリカ州、クスコ州、フニン州の一部地域に対する非常事態宣言の延長を官報に告示しました。
【非常事態宣言発出地域】
(1)アヤクチョ州
ワンタ郡:アヤワンコ町、サンティヤナ町、シビア町、ヨチェグア町、カナイレ町、ウチュラッカイ町(カノ、ヤナモンテ、カルワランのみ)、プカコルパ町、プティス町
(2)ワンカベリカ州
タヤカハ郡:ワチョコルパ町(イチュクチョのみ)、ロブレ町、コチャバンバグランデ町(コチャバンバグランデのみ)
(3)クスコ州
ラコンベンシオン郡:ピチャリ町、エチャラテ町(キテニのみ)、ウニオンアシャニンカ町
(4)フニン州
サティポ郡:マサマリ町、パンゴア町、ビスカタンデルエネ町、リオタンボ町
(5)「カミセア・ガスパイプライン」を擁する天然ガス・液化天然ガスパイプラインの両側8キロメートルの範囲。北はクスコ州ラコンベンション郡メガントニ町ヌエボムンドより、南はアヤクチョ州ラマル郡アンコ町までの間。
詳細は以下のリンクよりペルー政府の官報(スペイン語のみ)にてご確認ください。
官報(スペイン語のみ):Decreto Supremo No 041-2025-PCM
https://busquedas.elperuano.pe/dispositivo/NL/2384767-2
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2 同宣言により、当該地域では同期間中、住居不可侵、通行の自由、集会及び人身の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。
3 日本政府は、これまでも同地域に対し、「危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出し、注意喚起を行っています。同地域は、アプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域)や山岳地帯にてセンデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動を行っており、テロ事件や治安部隊との衝突等も発生していますので、同地域には立ち入らないようにしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0
【問い合わせ先】
在ペルー日本国大使館 領事部
Av. San Felipe 356、Jesus Maria、 Lima、 Peru
電話:(+51-1)219-9551
consjapon@li.mofa.go.jp
https://www.pe.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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