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2025.07.10|外務省情報|アンゴラ|

【注意喚起】在留邦人に対するATM不正引き出し被害の発生

●当地において、在留邦人に対するATM不正引き出し被害(カードのスキミング被害と思われる)が発生しています。
●在留邦人及び渡航者の皆様におかれましては、ATM操作やカード決済にともなう危険性を十分に認識していただき、防犯に向けて細心の注意を払っていただきますようお願いいたします。


 当地において、在留邦人に対するATM不正引き出し被害(カードのスキミング被害と思われる)が発生しています。概要及び注意点は以下のとおりですので、在留邦人及び渡航者の皆様におかれましては、ATM操作やカード決済にともなう危険性を十分に認識していただき、防犯に向けて細心の注意を払っていただきますようお願いいたします。

1 事件概要
 被害者は、複数台ATMが設置してある銀行の出張所を利用した際、1台目のATMが利用できず、ATM周辺にいた者から隣のATMを利用するように促されたため利用したが、操作途中にATMが利用できなくなり、カードが取り込まれてしまった。銀行の連絡先に連絡したが連絡が取れなかったため、勤務先に向かった。勤務先に到着後、携帯電話で銀行口座を確認したところ送金及び引き出しが行われていた。

2 スキミング犯罪について
 ATMスキミング被害は、世界中で確認されている犯罪である。
スキミングの主な手口は、ATMのカード侵入口にカードを読み取る装置を設置し、カード情報を入手し、犯人は暗証番号入手するためにATM横へカメラの設置や偽物のキーボードの設置、ATM周辺に犯人が待機し人的に読み取りを行うなどと言われている。
 また、近年は、カードのすり替え事件も確認されている。こちらの主な手口は、買い物などの支払いの際に暗証番号を盗み取り、持ち主のカードと全く関係の無いカードをすり替え返却し、その後、不正取引を行うと言われている。

(1)犯罪防止対策例
  ア 銀行員のいる銀行のATMを利用する。
  イ ATMのカード侵入口やATMのキーボード、画面周辺に不審物がない
    か確認する。怪しければ動くか引いてみる。
  ウ 複数台ATMが設置されている場合は、隣のATMと違いが無いか比較
    する。
  エ 人通りの少ない場所のATM利用は避ける。
  オ 暗証番号(PIN)は、必ずもう片方の手で隠してから入力し第三者から
    盗み見られないように注意する。必要以上に近い距離やATM操作が確
    認できるような斜め後ろなどに第三者がいる場合は、特に注意が必要。
  カ レストランやスーパなどでカード支払いをする際は、カードから目を離
    さない。
  キ カードは人に見せたり、貸したりしない。

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【問い合わせ先】
○在アンゴラ日本国大使館
住 所:Torres Loanda,2F Rua Gamal Abdel Nasser Ingombota,Luanda
電 話:+244-923-167090
FAX:+244-923-167095
当館ホームページ:https://www.angola.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/

万が一、当地出入国に際して援護が必要となる場合は、当館までご連絡ください。

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。