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2025.10.08|外務省情報|ブラジル|

【メタノール中毒に関する注意喚起】

■2025年10月6日時点において、ブラジル全土で217件のメタノール中毒が疑われる症例が報告されています(うち17件が確定、200件が調査中)。
■ブラジル保健省は全国の保健当局に対し、中毒が疑われる症例の即時通報及び監視強化を指示しています。
■飲酒後に吐き気・視覚異常・意識障害などが生じた場合は、直ちに医療機関を受診してください。


1 伯保健省によれば、10月6日時点で、国内13州において217件のメタノール中毒が疑われる症例が報告されており、うち17件が確定、200件が調査中とのことです。また、本症例の約8割がサンパウロ州に集中し、2件の死亡例が確認されている他、当館管轄区域内ではゴイアス州で3件の症例が調査中となっています。
 
2 また、伯保健省では、各州・市町村の保健当局に対し、疑いのある症例の即時通報及び監視体制の強化を指示するとともに、一般消費者に対しても飲酒後に吐き気、視覚異常、意識障害などの症状が現れた場合には、直ちに医療機関を受診するよう勧告しています。

3 在留邦人の皆様におかれましては、メタノールはごく少量の摂取でも、最悪の場合には失明や死に至る危険性がありますので、飲酒後12から24時間以内に腹部の激しい痛み、かすみ目、精神錯乱、吐き気などの症状が現れた場合は、ためらわずに最寄りの救急外来を受診してください。また、併せて次の点に御留意ください。
(1)アルコール飲料を購入する際は、市場価格より著しく安価な商品の購入を控える。
(2)購入前にボトル、ラベル、封印等に不自然な点がないかを確認する。
(3)飲酒後、中毒症状が見られた場合は、直ちに最寄りの救急外来を受診する。また、可能であれば、摂取した飲料の残りを医療機関に提出する。

【御参考】
●伯保健省HP
https://www.gov.br/saude/pt-br/assuntos/noticias/2025/outubro/saude-reforca-rede-nacional-de-diagnostico-para-identificar-casos-de-intoxicacao-por-metanol?utm_source=chatgpt.com
●ゴイアス州政府HP
https://goias.gov.br/abc/goias-registra-tres-casos-suspeitos-de-intoxicacao-por-metanol/?utm_source=chatgpt.com

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。
  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite
※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。
<帰国>
 紙で在留届を提出された方は、当館にメールで帰国届を提出して下さい。
 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。
  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
<転居>
 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。

【問い合わせ先】
在ブラジル日本国大使館
電話:(55-61)3442-4200
https://www.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
https://www.facebook.com/EmbaixadaDoJapao/
https://www.instagram.com/embaixadajapao/

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。