外務省海外安全情報
安全情報【10月分】
当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、10月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。
「コンサート会場での盗難事件」(盗難事件)
10月1日夜、サンホセ市国立競技場で行われたガンズ・アンド・ローゼズのコンサートで、人混みに紛れ観客からスマートホンを盗んだ男が逮捕された。犯人は計8台盗難していた。
「強盗犯、もみ合いの末刺される」(殺人事件)
10月2日午後7時50分、サンホセ市サンセバスティアンのピザ屋に2人組の男が盗難目的で侵入したが、すぐに見つかり逃走した。犯人の1人は逃走した際に隣接する教会の庭にいたアメリカ人牧師とコスタリカ人土木作業員を刃物で刺そうとしたが、もみ合いになった挙げ句に同人が刺されてしまい死亡した。
「身元不明の男性遺体の発見」(殺人事件)
10月5日午後1時、アセリ市で男性の遺体が発見された。遺体には拷問された跡や傷があり、遺体の一部は焼かれていた。
「29歳男性、射殺される」(殺人事件)
10月8日午前0時、アラフエリタ市の貧民街で29歳男性が銃で撃たれ殺された。被害者は路上を歩いていたところ、近づいてきた男2人に撃たれたという。翌9日、31歳男が逮捕された。
「65歳男性、射殺される」(殺人事件)
10月15日午後3時、アティージョ市で発砲事件が起き、65歳男性が銃で撃たれ死亡した。他に2名の負傷者もいるが、詳細は不明。
「発砲事件で3人が死亡」(殺人事件)
10月18日夜、サンホセ市サンセバスティアンで発砲事件が起き、3人が撃たれ病院に運ばれたが、間もなく全員が死亡した。
●リモン県
「72歳男性、射殺される」(殺人事件)
10月8日未明、リモン市マタマで、72歳男性が自宅内で銃で撃たれ殺される事件が起きた。隣人が銃声に気付いたものの、怖くて外に出られなかったが、数時間後に被害者宅の玄関が開いていた事に気付き、中に入ったところ、遺体が発見された。
「53歳女性、殺される」(殺人事件)
10月9日11時40分、グアシモ市の小学校付近で、53歳女性が33歳女性に殺された。両者の子供同士のトラブルが原因で口論になり、殺人に至った。
「犯罪組織のメンバー5人逮捕」
10月14日、リモン市で5月24日に起きた殺人事件の容疑者5人が逮捕された。逮捕された5人は、リモンの犯罪組織LaHのメンバーで自称「アルカイダの子」のメンバーだという。
「恋人女性へのDV事件」(傷害事件)
10月18日、タラマンカ市カウイータで、22歳女性が恋人の男に石や刃物で危害を加えられた。警察はフェミサイド事件として捜査を進め、恋人の男は逮捕された。
「コカイン3キロを積んだコンテナ発見」(麻薬関連事件)
10月19日、リモン市APMターミナル港で、同港から盗まれたコンテナに3キロのコカインが入れられ、コンテナは盗まれた位置に戻された。しかしコカインは発見され、コンテナを運んだ運転手は逮捕された。
●プンタレナス県
「マリファナを積んだボート発見」(麻薬関連事件)
10月14日、ゴルフィート市から170キロマイル沖を走っていたボートから、1,249包のマリファナが発見された。乗組員のニカラグア人の男3人が逮捕された。
「治安警察官、撃たれる」(発砲事件)
10月24日、マティナ市で、書類を配達していた治安警察官がバイクに乗った男二人組に銃で撃たれ負傷した。その後の捜査で犯人は17歳男と判明し、31日に逮捕された。この未成年は通称「タン」が率いる麻薬密輸や殺人など犯すグループの一員だった。
「35歳女性、遺体発見」(殺人事件)
10月26日、ゴルフィート市リオクラロの民宿で、35歳女性の遺体が発見された。被害者は首を絞められた跡や殴られた跡が見られ、ベッドには血痕がみられた。この民宿には、被害者の元恋人男性が3ヶ月前から借りて住んでいたという。容疑者はこの元恋人の男でパナマに逃亡したが、パナマ国内で逮捕された。
●アラフエラ県
「家財を盗んだ容疑者2名逮捕」(強盗事件)
10月4日午前0時45分、リオクルト市の住宅に隣人から通報を受けた警察が、家の中で縛られていた大人2名、未成年2名発見し、救出した。犯人は車に家財等を積んでいたが、警察を見るなり逃走した。その後、犯人グループの4人のうち、バイクで逃走した2人のみ逮捕された。犯人からは被害者の財布やスマートホンが押収された。
「行方不明女性の遺体発見」(殺人事件)
10月15日、サンカルロス市の家畜農場内で9月26日から行方不明になっていた53歳女性の遺体が発見された。被害者と親しかった29歳男、70歳女、44歳女が逮捕された。男は、被害者の車を売り、40万コロンを手にした。また、女2人は親子で証拠隠滅の容疑で逮捕された。
「高利貸しグループのリーダーの逮捕」
10月16日、オロティナ市で、高利貸しの取り立てが暴力的だったグループのメンバー6名が逮捕された。リーダーは21歳男で、義父が逮捕されたあとに高利貸し業を引き継いだ。義父は4月に恋人女性とその友人男性を殺害した容疑で逮捕されていた。
●カルタゴ県
「恋人女性に発砲」(発砲事件)
10月14日午後0時、オレアムノ市の住宅内で30歳女性が恋人男性と口論になった後、銃で撃たれ重体。犯人は逃走したが、逮捕された。
●エレディア県
「腐敗した遺体の発見」(殺人事件)
10月5日、9月12日から行方不明になっていた71歳男性のものとみられる遺体が、サラピキ市バラブランカの農場から発見された。遺体は埋められており、腐敗していた。10月2日には被害者の所持品を受け取り、売りさばいていた29歳女が逮捕されている。
「詐欺グループの一斉摘発」(詐欺事件)
10月8日、サンラファエル市とアラフエラ県パルマレス市、サンホセ県サンホセ市の3カ所で家宅捜索が行われ、コスタリカ人2人と中国人1人が逮捕された。このグループは、スマートホンにショートメールを大量に送りつけ、ポイントが貯まっているので使うためには別のサイトから個人情報を入力する必要があるとだまし、入力されたクレジットカード情報で買い物をしていたという。被害総額は6,000万コロンを越えるという。
「観光客を狙った盗難グループの逮捕」(盗難事件)
10月27日、エレディア市で観光客を狙って所持品を奪っていたグループのメンバー2人が逮捕された。この2人は、空港から観光客に目を付け車で後をつけ、隙を狙いタイヤに穴を開け、観光客がタイヤ屋に入って従業員と話している間に車内から所持品を盗んでいたという。
【お問い合わせ先】
在コスタリカ日本国大使館 領事班
Tel:(506)2232-1255 Fax:(506)2231-3140
E-mail:japon-consulado@sj.mofa.go.jp
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
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