外務省海外安全情報
年末年始の注意喚起(在パース日本国総領事館)
【ポイント】
●在パース日本国総領事館から西豪州の在留邦人の皆様及び旅行者の皆様への年末年始期間の注意喚起です。
●犯罪等の一般的な安全対策について
・生命と身体の安全を最優先してください。万が一強盗に遭っても、絶対に抵抗しないでください。
・多くの国や地域で、違法薬物に関わると場合によっては死刑や終身刑等が科されます。違法薬物に絶対に関わらないでください。
・パスポートの紛失や盗難に十分注意し、管理に気を配ってください。
・万が一に備え、海外旅行保険に加入してください。高額な医療費・移送費がかかる場合もあります。
・万が一事件・事故等に遭遇した場合には、現地警察等の指示に従い行動し、現地の日本国大使館・総領事館等にも連絡してください。
【本文】
1 犯罪等の一般的な安全対策
一般に海外の治安は日本よりも良いとは言えず、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性があり、実際に多くの旅行者が被害に遭っています。法制度、文化、風俗・習慣等の多くが日本とは異なることを強く意識して、十分注意してください。
万が一事件・事故等に遭遇した場合には、現地警察等の指示に従い行動し、安全な場所に避難した後に現地の日本国大使館・総領事館等にも連絡してください。
(1)基本的な防犯対策
○ 生命と身体の安全を最優先する。
強盗に遭っても、相手が武器を持っていることを想定し抵抗しない。
○ 多額の現金や貴重品を持ち歩かない。
○ 空港や市内両替所で多額の両替・換金をしない。
○ 目立たない行動を心がける。
○ 人通りの少ない場所や、夜間の一人歩きは避ける。
○ 見知らぬ人の誘いについていかない。
(いかさま賭博、「ぼったくり」等の被害に遭う可能性もある。日本語で話しかける、日本人の知り合いがいる、などと言って安心させる巧妙な手口に注意が必要。)
○ 過度な飲酒は控える。
(2)麻薬等違法薬物犯罪に関する注意
多くの国や地域では、麻薬等違法薬物犯罪に関する取り締まりが強化されており、場合によっては外国人にも死刑や終身刑等が科されます。また、自分では気付かないうちに「運び屋」として利用される可能性もあるので、よく知らない人物から、「△△氏へのおみやげを持って行って欲しい」などの依頼を受けた場合は、はっきりと断るようにしてください。
(3)パスポートの管理
パスポートは紛失や盗難に遭うことのないよう十分注意してください。万が一パスポートの紛失や盗難に遭った場合は、直ちに現地の警察に赴き、紛失届あるいは被害届を提出し、いずれかの届の写し又は紛失・被害証明を入手し、日本国大使館又は総領事館の領事窓口まで連絡してください。
(4)海外旅行保険
病気や怪我をしても、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。保険に未加入の場合、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を自己負担しなければなりません。実際に高額な医療費を自己負担したケースも発生しています。十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
(5)サメ襲撃による死亡事案
西豪州では一昨年2月にサメ襲撃による死亡事案(スワン川河口付近)が発生した他、日本人観光客もサメ襲撃による被害にあっています。当地でサーフィン、ダイビング等の海でのレジャーに行かれる方は、現地関係者等から最新の情報を入手するなど十分注意してください。サメの目撃状況は以下リンクから確認できます。
https://www.sharksmart.com.au/shark-activity
(6)野生動植物の採取は違法行為
オーストラリアではトカゲやカエル等の野生動植物のほとんどについて、採取や国外持ち出しが禁止されており、これに違反し有罪となると懲役を含む厳しい罰則が科されます。野生動植物の採取や国外への持ち出しは絶対にしないでください。
(7)ブッシュファイヤー(山火事)への備え
西豪州では例年夏季に広範囲(パース近郊含む)でブッシュファイヤーが発生することがあります。高温かつ乾燥した天気が続く場合には十分注意を払って行動してください。ブッシュファイヤーや災害情報の最新状況は以下リンクから確認できます。
https://www.emergency.wa.gov.au/#map/warning/bew_391992905
(8)特殊詐欺についての注意喚起
いわゆる特殊詐欺が海外でも発生しています。日本政府職員を騙るケースも確認されていますので十分注意してください。日本の公的機関が正式な手続きによらず送金を要求することはありません。身に覚えのない不審な電話、メール、SNS等に安易に反応しない等の対策をとってください。詳細は以下リンクから確認できます。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C049.html
2 感染症に関する安全対策
海外においては、日本では馴染みがない感染症が多く発生していますので、海外安全ホームページで渡航先の感染症関連情報をご確認ください。また、厚生労働省からの検疫に関する案内もご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (外務省海外安全HP)
https://www.forth.go.jp/index.html (厚生労働省検疫所HP)
(メール発信者)
【在パース日本国総領事館】
電話:+61-8-9480-1800
ホームページ: http://www.perth.au.emb-japan.go.jp/
※このメールは在留届,たびレジに登録されたメールアドレスに配信されております。
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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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