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外務省海外安全情報

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2025.12.15|外務省情報|ボリビア|

注意喚起:大雨による水害被害

●12月12日夜未明からの豪雨により、エルトルノ市においてピライ川の氾濫により甚大な被害が発生しているほか、コルパベルヒカ市では橋が崩落し、ワルネス、モンテロでもピライ川の氾濫による住民避難の状況が発生しております。
●サンタクルス市内においてもピライ川の水位が上昇し、各地で浸水が発生しております。
●今後の降雨や川の増水によってはサンタクルスーコチャバンバ間で再び土砂崩れが発生する恐れもあります。
●今後も特に山間部への通行には十分注意するとともに、河川周辺地域には近づかないようにしてください。


12月12日夜から降り続いた雨により、エルトルノ市(サンタクルス市南西、先日土石流が発生したサマイパタ市に行く途中に位置する)においてピライ川が氾濫し、エスペホ地区で集落を結ぶ2つの橋が崩落するなど、甚大な被害が発生。14日現在、少なくとも7名の死亡及び20名の行方不明者が確認され、行方不明者の捜索が続けられております。
また、(先日橋の一部が崩落した)コルパベルヒカ市でも水位の上昇により、橋が完全に崩落し、集落が孤立化しております。
また、ワルネス市及びモンテロ市でもピライ川の氾濫により近隣住民が避難する事態となっております。
サンタクルス市においてもサンタクルスとウルボ地区を結ぶ地区でも水位が一時期4.5mに達したほか、市内各地で浸水が発生し、3名の死亡が確認されています。
ピライ川下流域においても深刻な影響が生じており、13日、サンタクルス県では赤警報が発出されました。
この緊急事態に対しボリビア政府及びサンタクルス県政府は緊急対応本部を設置し、救助隊がエルトルノ及びコルパベルヒカに派遣されています。
14日朝にカマッチョ県知事がエルトルノの被害状況を視察した際には、県内で11の集落が甚大な影響を受けていると発表しています。パス大統領も現地を視察する予定です。 
今後の降雨によっては再度サンタクルスーコチャバンバ間で土砂崩れ等発生する恐れがあるところ、最新の情報を注視しながら、降雨時における市内の通行及び山間部の移動には十分注意するようにしてください。
また、各河川の周辺地域には近づかないようにしてください。

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在サンタクルス領事事務所
Calle Saavedra No.314, Esq.Calle Cochabamba,
Santa Cruz - Bolivia
Tel: +591-3335-1268,3333-1329
Fax: +591-3335-1022
e-mail: consuladojaponscz@lz.mofa.go.jp

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。