外務省海外安全情報
【注意喚起】ボゴタ市セントロ地区におけるマッチングアプリを利用した昏睡強盗被害の発生
●10月22日夜、邦人旅行者がボゴタ市セントロ地区のホテルにおいて、マッチングアプリで出会った人物を自室に招き入れたところ何らかの影響により意識を失い、その間にスマートフォンや貴重品を盗まれ、さらに銀行口座から現金を不正に引き出される事案が発生しました。
●マッチングアプリ等を通じた知り合った素性がわからない人物を自室に招き入れることは、極めて危険です。
1 10月22日夜、ボゴタ市セントロ地区に滞在中の邦人旅行者(被害者)が、マッチングアプリを通じて知り合ったコロンビア人女性と連絡を取り合い、自身が宿泊するホテルの客室内へ招き入れました。その後、被害者は何らかの影響で突然意識を失い、意識が回復した際には女性の姿はなく、所持していた携帯電話が盗まれていました。さらに後日確認したところ、盗まれたスマートフォン(オンラインバンキング等)を通じて銀行口座から多額の現金が不正に引き出されていることが発覚しました。
2 コロンビアでは、犯罪グループがマッチングアプリやSNSを悪用して旅行者等に近づき、警戒を緩めさせた上で主に薬物(特に無味無臭のエスコポラミン)を飲料や食べ物への混入又は被害者の皮膚から摂取させる方法で意識を奪い、財産を奪う事件が多発しています。またコロンビアでは被害者を騙す女性と金品を脅し取る男性がセットになった美人局もよく見られます。
3 エスコポラミンは当地に自生しているチョウセンアサガオ(別名エンジェルトランペット)を粉末状にしたものであり、無味無臭で強い睡眠作用があります。心臓発作を誘発して死亡する事例もあります。同薬物の影響下では催眠術のように犯人の指示に従いやすい状態となるため、携帯電話の顔・指紋認証を解除させられたり、銀行の暗証番号を聞き出されてしまう場合もあります。
4 被害に遭わないために以下の点にご注意下さい。
(1)素性のわからない初対面の人物を宿泊先や自宅に招き入れない
マッチングアプリ等で知り合った人物とは、どれほど親しく感じられても初対面でプライベートな空間に招き入れることは絶対にお止めください。個室に入ると外部からの助けを呼ぶことが不可能になります。
(2)会う場合は必ず昼間の人が多い公共の場所を選ぶ
どうしても面会する場合は、人通りの多い明るい時間帯のカフェやレストランなどを選び、夜間や密室での面会は避けてください。
(3)飲食物に薬物を混入される危険があります。席を立った後の飲み物や、相手から勧められた缶・瓶の開栓済み飲料、手作りの食べ物などは口にしないでください。
(4)スマートフォンに重要な個人情報や銀行口座、クレジットカード情報を紐づけている場合、万が一に備え、端末のパスコードは推測されにくいものに設定し、生体認証(指紋・顔認証)とあわせて二段階認証を設定するなど、口座への不正アクセスを防ぐ対策を講じてください。またスマートフォンカバーに免許証やクレジットカードを挟むのはお止め下さい。
(5)被害に遭い意識の混濁や体調の異常を感じた場合は、直ちにホテルのフロントや周囲の人に助けを求め、病院で受診してください。また、速やかにカード会社や金融機関へ連絡して口座を停止し、警察への届出及び大使館へご連絡ください。
【問い合わせ先】
在コロンビア日本国大使館
Carrera 7 No.71-21、Torre B Piso 11、Bogota D.C.
開館時間:平日9:00-12:00、13:30-17:30
代表電話番号:(57) 601-743-3360
領事班代表メールアドレス:consular@ba.mofa.go.jp
https://www.colombia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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